「国際助産師の日」イベント第2弾

 今回もみなさんの大切な大切なお産ストーリーを聴かせていただきました。今回は帝王切開でお産なさった方やご自身の体験から帝王切開カウンセラーになられた方がこれまでの道のりとこれからをお話くださったり、長年「助・助産婦」として私たちを応援してくださっている関西・関東代表!のおふたりの対談もありました。そして、毎回海外からのご登壇もありますが、今回はイギリスでお産なさった方とそのお産に関わられた助産師さんによる報告。

最近私の中では特にホットな話題「Homebirth in UK」。妊娠した女性にまずはHomebirthを勧める国「あなた健康だから家で産む方が安全よ」「VBAC(前回帝王切開分娩で今回経膣分娩のこと、またそれを試みること)も家で産む方が安心よ」と初診で説明することになっている国、イギリス!そんな国でも過去にお辛い経験をなさったご家族(特に妊婦さんの実母)は心配するあまり病院で産むべきと反対されることがあると。日本でもよく体験しますね。それでもこの妊婦さんは動きました。信頼できる助産師をGETすると、自宅分娩に向かって心身を整え、環境を整え、、彼女の熱意が伝わりご家族の不安も徐々に薄れ、途中からは彼女の決意を尊重しサポートしてくださり、皆のこころがひとつになって自宅分娩にこぎつけたそうです。陣痛が始まってからの産婦さんと助産師のやり取りは、日本でも「あるある」な光景で目に浮かぶよう。そして世界のどこでも産む本人が選択し動き、声を上げることが大切だということ、女性と助産師は水平な関係で助産師は女性の選択を尊重しその環境を整えるサポート役であること、、、5日から学ぶ中で、やっぱりこれだよね!と思い至りました。

私は女性を大切にしています(と自信を持って言えます)が、大切にするその方向性をまたはっきりと教えていただきました。  その夜は気持ちよく安眠できました 笑