糸ちゃんが繋いだご縁をたどると…

ぼくがお母さんを守るからね!
ぼくがお母さんを守るからね!

妊娠後期、お産のために里帰りされた初産婦さん。初対面は9月の「やすらぎの森のおしゃべり会」でした。その日すでに妊娠31週の彼女は「今まで何も(お産に向かって)準備してこなかったし、出産する産院へは2週間後に初診」と何とも流暢に構えておられました。でも初産婦さんだから漠然とした不安はおありのようで、わからないことがわからない=すべて産院にお任せ?のご様子も。それを察知したその日参加の先輩ママさんたちから激励を受けた彼女は、勧められて初めて腹帯を巻くことに。もちろんお持ちではなかったので私の腹帯を。初めてお腹と赤ちゃんに出会わせていただきました♡本当に惚れ惚れとする良いお腹♡引き締まって無駄なお肉がない、クッと上がって赤ちゃんのエネルギーを感じる、いつも目標としているポコッとしたお腹♡私は帯を巻かせていただきながら「このお腹ならどこで産んでも大丈夫!あなたのお産をして下さい」と言うたように思います。ところがそこからが急展開。もともと出産予定だった産院の初診までの数日間の話です。赤ちゃん(胎児ネーム”糸ちゃん”)に導かれるように、短期間にたくさんの新しいご縁を繋がれて、、、気づけばご実家でのお産が目標に、、、本当に不思議な日々でした。翌月10月の「おしゃべり会」で彼女は「流れに乗って実家で産むことになりました(笑)」と宣言。この時も先輩ママたちの熱い声援を受けて、お産までに残された時間はわずかでもまだできることはある!と元々良いお腹、お身体をさらに磨き上げて、里帰り前の貧血の値もしっかり回復されて臨月を迎えられました。お産前の最後のヨーガでも参加者の皆さんがまん丸なお腹をほめてくださいました♪

諸処の事情で病院でのお産となりましたが、それも含めてやはり”糸ちゃん”のお導きでした。「こんないいお腹、お身体なのに、こんなに頑張ってこられたのに、なんで?」助産師の私の方がなかなか受け入れられませんでしたが、、糸ちゃんがお母さんと自分のいのちを守った正しい選択でした。「人(いのち)と人(いのち)を繋ぐ糸だから」胎児ネームは糸ちゃんなのだとおっしゃっていたお母さんは、いつでも糸ちゃんが繋いだご縁を大切にたどり受け入れて前に進んでおられました。その前向きなお姿に私の方が支えられました。     やや小さめでお生まれの糸ちゃんはおっぱいをグイグイ飲んでみるみる大きくなられています((((o(*゚▽゚*)o))) 体重の割にもともと分厚い胸板はお父さん似。父方はおじいちゃんもおじさんたちも皆さん胸板が分厚く、胸板家族なのだそうです(笑) 

生まれてくれてありがとう!ふたつの大切ないのちを守ってくれてありがとう!

お健やかに、ご家族のいっそうのお幸せをお祈りします。繋いでいただいた運命の糸に感謝!