開業助産師は孤独か?

その若手の助産師さんは開業に当たり、いざ始めてみるとわからないことだらけで孤独を感じたのだそう。

確かに新しいことを始めるときはわからないことだらけ。

法律もガイドラインも年々変わってくるし確かに手探り。やりながら日々手探り。

 

私もお母さんと赤ちゃんのいのちを自分ひとりで責任を持ち判断するということで実際のお産の場面では常に「どうする?」「大丈夫!」を自問自答し孤独に感じてしまうことはあります。でも、お産待ちの時期には「ご安産を祈ってます」と励まし共に祈って下さり、無事ご出産の報告には「おめでとう、お疲れさま」とともに喜んで下さる先輩、仲間。「分娩時は複数の助産師で取り扱う」ためにご多忙中アシスタントに入って下さる助産師さんたちもたくさんいて下さいます。なんとありがたいことでしょう。

 

特に私が所属する(公益社団法人)京都府助産師会の中でも「お産を取り扱っている開業助産師」の部会「助産所部会」のメンバーは先輩も後輩も素晴らしい方々ばかり。私はまだ中堅で先輩方が多数在籍して下さっています。”助産師と産むのはこんなにも素敵なこと”と世に知らしめてくださったのも、医師との信頼関係・嘱託医確保も先輩方のこれまでのご活躍あってのこと。私たち後輩はその恩恵にあずかっています。そして困ったこと、わからないことがあれば何でも持っておられる知識・経験・ご縁・・・総動員して全力で助けてくださる。

 

そして何より、私たちにはたくさんのお母ちゃん応援団がいてくださいます!うれし涙、、、

自称「助・助産婦」=「助産師を助ける」お母ちゃんたちが周りにいて下さる!こんなうれしいことはありません。応援して下さるお母ちゃんたちがいて下さる限り、助産師は日々精進いたします!

 

これからという方に孤独を感じさせてしまってほんの少し先輩としては申し訳なかったけれど、

大丈夫!孤独じゃないよ!少ない助産師、その中でもさらに少ない開業助産師の仲間になってくださってありがとう!