生き方そのまま、自分らしいお産♡

どの生命も待ち望まれて生まれてきますが、ここのお宅でも、ご家族皆さんで妊娠初期からお母さんのまだ小さなお腹に話しかけ、手を当て、徐々に大きくなる胎児ちゃんのお人形で抱っこの練習・・・パワーが有り余るお兄ちゃんたちを包み込み家族をまとめるお父さん。お母さんは真夏の妊婦さんでしたが、身体つくりに田畑の草引き、汗をかきかき、でも冷えないよう普段以上にを衣食住を整えました。

 

DVDオーガズミックバースもご夫婦で視聴され、「お風呂で産むのもいいな」とおっしゃっていたお母さん。でもお風呂だとみんなに(赤ちゃんが出てくるところが)見えにくいから、、と、お部屋で産むことに決定!

通常、産むお母さんがお産に集中できるように、生まれ出てきた赤ちゃんがまぶしくないように、小さな明かりでうす暗い中でのお産をおすすめしますが、、下のお兄ちゃんは暗がりが怖かったのか電灯のリモコンを独占して点けたり消したり、、( ̄▽ ̄;) 笑 お父さんに叱られ大泣き(>_<)

私は心の中で・・・これじゃ集中して産めないわ・・・と心配しましたが、さすが3人目さん!次々と押し寄せる陣痛の波の中でも赤ちゃんの頭が見え隠れする排臨の時には、「ちゃんと見てね」「触ってみて」とお兄ちゃんたちにお声かけ。結局、明々と灯る電灯の下で元気な産声が響きました!

臨月健診の頃には「生まれたばかりの赤ちゃんって(お猿さんみたいで)かわいくないで!」と言っていた上のお兄ちゃん・・(酷い!ヽ(`Д´)ノ )赤ちゃんがお母さんの胸の上に抱かれると「かわいい」を連発!!

そうでしょう!あなたも同じように待って待って待ち望まれて祈られて生まれてきたよ「かわいい、かわいい」と育てられたよ。

夏休みの終わりにかけがえのないビッグな経験をプレゼントしてもらったね!

 

妊娠初期に、もう随分重くなった下のお子さんを抱っこして運んでいらしたので「立って抱っこは心配。座ってなら抱っこできると説明してね」とお願いしました。すると彼女は「この子にはまだ抱っこが必要。必要なくなったら自然に抱っこはなくなるから。」と泣きながらおっしゃいました。妊婦さんを泣かせてしまったので、私は彼女のお身体を、言葉を信じるしかなかったし信じようと思いました。内心はヒヤヒヤでしたが。

結果、先日4歳になった彼は抱っこから一旦卒業し無事ご出産。ご出産直後から「いつになったら抱っこできるの?」「ぎゅーってして」とかわいく催促しています。

 

ご夫婦とも、親子の関係を本当に大切にされています。

その生き方そのまま、自分らしくお産なさったのではないかなと思います。

子どもたちは大切にされ愛情をいっぱいに受けてご成長されているから、兄弟が一人増えても「お母さん争奪戦」は起こらず、タイミングよく代わるがわるお母さんに甘えにやってきます。お母さんもまた大切に育てられご主人にも大切にされ愛されていらっしゃるから、それに応えられるのですね。

 

大人も子どももひとりひとり「大切にされる」「愛される」ってやっぱり重要ですね。

この連鎖がこれからもずっと続きますように。