助産師が伝える生と性のおはなし

毎年この時期は、小中高校から「性教育」「いのちの大切さについて」「自尊感情が湧くようなお話」の依頼が特に多く届きます。先週は小学6年生、今週は中学1年生にお話する機会をいただきました。

学校の先生方も性教育はされますが、私のような開業助産師を外部講師として呼んでいただくということは、やはり「いのち」と向き合う現場の話、私にしかできない話を期待されているのだろうなぁと。

学生時代~病院勤務・助産院勤務~開業・京都市の赤ちゃん訪問・相談事業・・・

の中で感じた、嬉しいこと幸せなこと悲しいこと寂しいこと・・・ご縁のあった方々から教えていただいたことを思い出しながら、これからの若い方たちにお伝えしています。

 

晩婚・晩産化・少子化はどんどん進み、親もそれぞれで、育つ環境も人間関係も様々で教育現場も大忙し、幼い頃から犯罪に巻き込まれる恐れのあるこの時代に、

いのちは奇跡の積み重ねであり、みんな望まれて生まれてきたこと、誰かに大切に育てられたからここに今いることを知って欲しい、自分を大切に生きて欲しい、自分も大切、周りの人もみんな大切と思って欲しい、、、

 

始まる前にほとんどの学校の先生方は「最後まで集中して聞けないと思います」と謙遜なさいますが、子どもたちは目をキラキラと輝かせながら結構集中して聞いてくださいます。

 

お産の時の貴重なお写真を提供してくださる皆様に感謝!

どうか今年もたくさんの方々とご縁がありますように。